めんどくさいヤツ

セクハラ基準て何だろう。才谷梅子です、コニチハ。

被害者が被害を受けたと主張すれば成立、というのが基本らしい。ウチの会社でも昔の社員旅行の際、女性社員が現場の人間に無断で写真を撮られた(普通の格好している時)とか、バスの後部座席でオッサンが下ネタを言っていたと訴えて、全社でえらいことになってました。私その女性社員と同じく行動してましたが、そのような行動は私には全くセクハラには当らず、彼女について「めんどくさいヤツだな」と思っておりました。

風呂場や宿泊の個室の中を盗撮されたというのなら怒って当然と思いますが、普通に観光地でキャピキャピしているトコを撮られたくらいでは私何とも思いませんし、寧ろポーズとるから後で写真くれという勢い。下ネタ話たきゃ話せばいい、興味なかったら寝るし、あったら入れてもらうし。風俗店なんかは行ったこともなく、メスがただの好奇心では非常に行きにくい場所ですので、詳しくお話していただけるとありがたく存じます。風俗店地域の歴史なんか興味深いですね。

ティンティナブラムが携帯ストラップですし、自分が肩凝り腰痛持ちでツボ研究をしとるんで、上司をモルモットに合意のもと、肩だの腰だの触っておりますし、グラビアアイドルのありえない水着とか好きなんで大体話わかるし、貧乳の自覚あるんで誰から何と言われよーとも騒ぎ立てるよーなこともなく寧ろネタであります。

こんな人やってると、ハタから見たら「セクハラ被害と感じることのない人物」と思われるのかしら。今回のちょっとした「ん?」は、私の日頃の無神経さが招いた結果なのかどうか判断しかねるところ。

先日の職場の飲み会、座敷だったんで最初は正座しとったんです。でも次第に足が痛くなるじゃないですか、そんでもうみんな最初っから崩してるし、私も崩しちゃってもいいかなーとゆっくり動いた時。あ、ちなみにジーンズ履いてます。

「足崩したらええやないか。」
と隣の60歳過ぎのお爺ちゃん偉い人。こう言っていただけるとありがたいですし、考えるまでもなく、膝を斜めに、彼の方に崩したカタチとなりますよね。そしてサワサワっと、膝に近い内腿を触られる、と。

実は才谷、身体の接触は好きではない。基本的に、許可なく触ってはいけない。申請しなければ触ってはいけない。が、申請さえすれば公序良俗に反しない限り許可は出すかなぁ。社会的にもあまり派手に驚いた反応もしたくないし、そもそも反応は鈍いんで、表情に出るまでに時間かかるけど、内心「うわっ」と思います。あとその鈍さでもって、表情に出すのが適当かどうかも考えます。

不意に内腿を触られましたが、楽しい酒の席での爺さんの戯れに、イチイチ目くじら立てるのが野暮ってモンよと、スルーしました。爺さんもエスカレートするでもなく、ただ「サワサワ」というレベルで2秒くらいで終わりましたんで、この程度で騒いでもねー。

同じ日の同じ宴会での別件、次の方はカチョー。彼は現代人らしく、「女性蔑視ダメ!セクハラダメ!」との認識で仕事をされておりますが、そんな頑なではなく、人によってセクハラボーダーラインを変えて柔軟に対応され、つまり「セクハラ被害アンテナの無い才谷梅子」と判断されてしまった。

「結婚しろ」という親に向かって、「他人の前で裸になって脚を開けというのか、下劣、下品、破廉恥な!」という才谷です。何がイヤって、私という聖なる存在がそのやうなことに結びつけられて考えられるのがイヤだ。愚民がいくら愚かなことをしようとどーでもいいし、それが面白いのなら笑うのだけれど、私の聖性を勝手に汚さんでくりゃれ。

ま、要するに、私個人が結び付けられる下ネタは、ダメ、絶対ってコトで。それ以外でしたら、松本次郎のエログロナンセンスも藤本瞳の歴史官能小説も読むし、つーか何の恥じらいもなく体位の文化史だの春画本だの立読みもするし、そこから知りえた無駄知識を披露したりもしますしんで、何でもどうぞの余裕こいていられますが、女性誌ananのセックス特集からコンドーム専門店が私に巨大な勇気を要求するように、そういう対象として自分が含まれることにものすんごい嫌悪感あるんですわ。

それを全くおわかりいただいてないカチョー。日頃余裕で下ネタ話を捌いているくせに、こう直に手を伸ばされると後ろに避ける、と未使用のトングを我が貧乳を突くよーに向けて「普段余裕ぶっとってもこーゆーとこ修行が足らぬ」と仰る。

イヤ、普通やろ…。修行してこうなんじゃなくてな、普通にしてこうなんでな、修行する気もなくてな…。そういう人やねん。

と、一時は無理解を嘆いてみましたが、そりゃ無理な話じゃろ。同人誌即売会へ出かけていってボォイズラァブ同人誌を複数回購入したことがあるのに「BLキショい、嫌い」といっても周囲に信用されない、そんなデジャヴ。

親をやってるカチョーに対し、私が私の親にいうような血縁アレルギーの症状を直で言ってはいけないと理解するくらいの社会性はある。架空、もしくは歴史上の人物ならいくらでもそのテの話に応じるんだけど、彼らの好むところは私とは真逆で、目の前にいる者についてそういう話がしたいらしい。

これで「こーゆー話イヤなんです」と訴えても、イヤなトコがピンポイントすぎるから「またまたぁ」てカンジだろう。本格的に本社に訴えても、「そうは思わなかった」と驚くだろう。そりゃそうだ。通常他人を理解するのは、アリとダメを領域で理解するのであって、職場に点の理解を求めるのは自己中心的すぎる。

あと、自分の認識としては小さなセクハラには違いないんだけど、それを訴えた場合の自分への影響を考えると、全然黙っておける範囲である。楽しい酒の席でのこと、これに冷や水浴びせて今後萎縮するようなことになってはそれこそつまらんし。多分彼らのよーな世の男性は、どんな小さなことであれ、セクハラだと訴えられたことに過剰にショックを受けるだろうしな。

つくづく自分のめんどくささを思い知った宴会でした。写真撮られたくらいで訴えるよーな女の子より、アリと思われて地雷を埋めている私の方がめんどくさいヤツよね。冒頭のバカ女の子と一緒にしないでと思ってるあたり輪をかけてめんどくさい。

他人が悪いより、自分が悪いほうがテンション下がる。きっかけは他人なのにチキショー。
コメント

No title

「聖性」とはどのようなものかを明らかにしたうえで、
梅子が聖性を有することの論拠を述べよ。

No title

んっとー、述べません(笑)
カタトゲを読んでもらうにあたり、キィ・ワードに設定しとるんで。

本読んでてわけのわからん単語、独特の表現が出てきた時、
調べるのもいいけど、調べきれない時もあって、
とりあえず読み進めてなんとなく、「こういうのを言うのかも」って
不安の中でふとわかりかけるよーなものと考えています。

論拠は述べませんが、さっぱりご理解いただけないよーなら、
日頃の描写が甘いということと認識して精進しまっす。
申し訳無いですが、ご期待に添えません。
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