出来るOL、才谷梅子です、コニチハ。1年のうちで最も忙しい2月後半に、史上最悪にめんどくさい仕事を命じられて、日々「これ私の仕事じゃねーヨ」と思いつつ仕事に励んでおります。そんなわけで今日は没落します。
ウチの会社で私のよーな、支店の営業事務員は数人いて、同じよーな仕事をしてるはずなんですが、私にのみ突然課せられる仕事が2種あります。1つめはチョイチョイ没落している、日本語作成作業。主語と述語が合ってないとか、同じ言葉の多用を類義語に直すとか、そもそも何言ってんのか意味わからん文章を意味の通じるように作文するとか。「お前ら(←大抵は別部署の上司)の文章は中学英語の和訳かよ!」という暴言をひたすら飲み込む作業です。
何で私にそんな仕事が回ってくるかというと、先ず私の趣味読書を「本を読むなら文章書けるだろう」と、上層部による拡大解釈がなされるからで。本は好きですが、読むのは主に小説や歴史カルト本やノンフィクションでビジネス文書は絶無。会社から与えられる課題をライ麦野崎風や諭吉風で書き換えてやろうかコノヤロー!…というわけにもいかないんで、類語辞典買ったりして頑張ってます。
もう1つの理由が、私がただの事務員だからで。
このテの仕事は、上層部の偉い人が中間管理職にやらせるものとなっているのですが、あまりに中間管理職が不甲斐ないために、最下層雑用事務員を絡ませて、下からのプレッシャーを与えたいという上層部の目論見があるのです。
中間管理職が文章を書いて上層部の部長に見せる→部長がその文章を書き手を隠してそのまま才谷に見せる→才谷がボロクソに言う。才谷がボロクソに言う現場に実は書き手がいて聞き耳を立てています。部長の狙いは才谷の暴言を聴かせることです。上役に言われるより下っ端に言われる方がショックがデカいだろうということで、「この文章わけがわかりません。」にしたって部長も思ってるのに直接中間管理職には言わず、聞こえるように才谷に言わせる。
…おもいっきし悪者orz
んで今回は、このパターンのエクセル版。
才谷はエクセルをちゃんと学んだことはなく、必要に応じてネットで調べたり、文庫サイズの簡単な関数本を買ったりするだけで、「エクセル出来る」とは言い切れません。必要に応じて、なんで必要のないことは調べもしませんから、グラフとか図表はさっぱりわからない。本を見ながらVLOOKUPだのCOUNTIFだの使い、極簡単なVBEを書く程度です。
この程度で、営業部内でトップクラス、営業事務員ではぶっちぎりで出来るらしい。ちなみに、才谷はエクセルが好きで、仕事がヒマな時は頼まれもしないのにいろんなデータベースや入力表を作ってゆっくり新技開発しています。
このたび営業部内で金額積算方法を統一しようという動きがあり、エクセルに個数とか予定とか入れたら自動で出る表を作れという上層部のお達しがあり、比較的エクセルが得意だという滋賀の中間管理職が担当に指名されたのだけれど、悪者として才谷も指名され、彼が作ってくる表に文句を垂れる役と相成りました。
滋賀の中間管理職の「比較的エクセルが得意」の根拠は、「関数が使える」で、才谷の役割は当初「文句を垂れる役」で、あくまで作成は滋賀でした。
フフ…半分以上才谷が作ってるやんけ…。
「エクセル出来る」と言い切れない才谷が、他人の自称「関数が使える」について「そんなん使える言わねえ!とダメ出しをする、ここらへんが没落ですね。ええ、彼は関数が使えるとは言えませんでした。
彼の言う関数とは、ROUNDDOWNのことだったんですね(ちなみにROUNDUPは使えない)。先ずデータベースを作って必要最小限の数字を資料から転記した後で、関数様に数えさせて転記するとか条件付けて割り振るとかいう発想はまるでなく、数字はイコールで結ばれでもしない限り基本的に手動で入力してありました。勿論データベースの作成なんてしていない。マクロやフォームなどは言うに及ばず。
わかりやすく書くと、才谷が1から10まで必要と思って作るトコ、彼は5から7まで作って完成と思っていらっしゃる様子。エクセルとは、データとは何かが全くご理解いただけてない。
彼からあがってくる表の式をチェックし、何の数字を入力しているのかつきとめ、資料をあたってデータベースを作ります私が。式も最小限の数字をこねくり回して組むように変更かけます私が。一応中間管理職様なので私が直接暴言吐くことはできません。「あっそう、そういうつもりね…」とピクピクしながら何も言わずにデータベースを作り、「作っておきましたのでご確認ください、ここの数字はここのものと同じですよね?」という嫌味ったらしいことをします。
ということをしていると、素朴な滋賀様に「才谷さんはすごいなァ」と感心され、「テキトーにイメージ伝えたらいいようにしてくれる」と解釈されるようになったのです。
一方才谷は、指令を出した上司に釘を刺されます。「あくまで中間管理職の積算理解とエクセル技術向上を目的としとるんだから、お前が作り過ぎるな。特に、お前が資料を理解する必要はない。エクセルの関数やマクロにだけ絡め。」と仰り、資料のわからないところを問うても答えてはくださいません。そういえば文書作成ミッションも、才谷が何も知らない素人の状態で、読んだだけで理解出来るような文章が目標とされているからって、予備知識は何も与えられないのね。事情を理解して気を利かせて読む必要はないとかゆってわざと無知のまま放置される。
この仕事、締め切りがあり、今夜。あとそもそも才谷はこの時期、1年で最も忙しくて他の仕事が山積みなのね。だからさっさと終わらせたいわけで、才谷が全部作ってしまうのが一番効率がいいのね。なのに上司の中間管理職教育に付き合わされている不幸。上司よ、下っ端が上役にボロカス言わなきゃいけないストレスと、素材を理解せずに骨組みを作らなきゃいけないストレスを、もっとわかってくれ…!
「やらなきゃいけなくて出来そうもないのなら準備をしてこい!オレは今回の指令にビビりまくってVBAの基礎本買ってきたぞ!」
「いいか、三重のイフ関数くらいは作れるようになってから関数出来ると自称してくれ、せめて!!」
「数字や式で完成と思うな!数字の桁区切りや小数点以下の処理や、フォントの統一、入力箇所の条件付書式、印刷範囲まで設定して完成と言ってくれ!」
これらの台詞を飲み込んで、作業の最終段階に入ります。頑張れアタシ!
ウチの会社で私のよーな、支店の営業事務員は数人いて、同じよーな仕事をしてるはずなんですが、私にのみ突然課せられる仕事が2種あります。1つめはチョイチョイ没落している、日本語作成作業。主語と述語が合ってないとか、同じ言葉の多用を類義語に直すとか、そもそも何言ってんのか意味わからん文章を意味の通じるように作文するとか。「お前ら(←大抵は別部署の上司)の文章は中学英語の和訳かよ!」という暴言をひたすら飲み込む作業です。
何で私にそんな仕事が回ってくるかというと、先ず私の趣味読書を「本を読むなら文章書けるだろう」と、上層部による拡大解釈がなされるからで。本は好きですが、読むのは主に小説や歴史カルト本やノンフィクションでビジネス文書は絶無。会社から与えられる課題をライ麦野崎風や諭吉風で書き換えてやろうかコノヤロー!…というわけにもいかないんで、類語辞典買ったりして頑張ってます。
もう1つの理由が、私がただの事務員だからで。
このテの仕事は、上層部の偉い人が中間管理職にやらせるものとなっているのですが、あまりに中間管理職が不甲斐ないために、最下層雑用事務員を絡ませて、下からのプレッシャーを与えたいという上層部の目論見があるのです。
中間管理職が文章を書いて上層部の部長に見せる→部長がその文章を書き手を隠してそのまま才谷に見せる→才谷がボロクソに言う。才谷がボロクソに言う現場に実は書き手がいて聞き耳を立てています。部長の狙いは才谷の暴言を聴かせることです。上役に言われるより下っ端に言われる方がショックがデカいだろうということで、「この文章わけがわかりません。」にしたって部長も思ってるのに直接中間管理職には言わず、聞こえるように才谷に言わせる。
…おもいっきし悪者orz
んで今回は、このパターンのエクセル版。
才谷はエクセルをちゃんと学んだことはなく、必要に応じてネットで調べたり、文庫サイズの簡単な関数本を買ったりするだけで、「エクセル出来る」とは言い切れません。必要に応じて、なんで必要のないことは調べもしませんから、グラフとか図表はさっぱりわからない。本を見ながらVLOOKUPだのCOUNTIFだの使い、極簡単なVBEを書く程度です。
この程度で、営業部内でトップクラス、営業事務員ではぶっちぎりで出来るらしい。ちなみに、才谷はエクセルが好きで、仕事がヒマな時は頼まれもしないのにいろんなデータベースや入力表を作ってゆっくり新技開発しています。
このたび営業部内で金額積算方法を統一しようという動きがあり、エクセルに個数とか予定とか入れたら自動で出る表を作れという上層部のお達しがあり、比較的エクセルが得意だという滋賀の中間管理職が担当に指名されたのだけれど、悪者として才谷も指名され、彼が作ってくる表に文句を垂れる役と相成りました。
滋賀の中間管理職の「比較的エクセルが得意」の根拠は、「関数が使える」で、才谷の役割は当初「文句を垂れる役」で、あくまで作成は滋賀でした。
フフ…半分以上才谷が作ってるやんけ…。
「エクセル出来る」と言い切れない才谷が、他人の自称「関数が使える」について「そんなん使える言わねえ!とダメ出しをする、ここらへんが没落ですね。ええ、彼は関数が使えるとは言えませんでした。
彼の言う関数とは、ROUNDDOWNのことだったんですね(ちなみにROUNDUPは使えない)。先ずデータベースを作って必要最小限の数字を資料から転記した後で、関数様に数えさせて転記するとか条件付けて割り振るとかいう発想はまるでなく、数字はイコールで結ばれでもしない限り基本的に手動で入力してありました。勿論データベースの作成なんてしていない。マクロやフォームなどは言うに及ばず。
わかりやすく書くと、才谷が1から10まで必要と思って作るトコ、彼は5から7まで作って完成と思っていらっしゃる様子。エクセルとは、データとは何かが全くご理解いただけてない。
彼からあがってくる表の式をチェックし、何の数字を入力しているのかつきとめ、資料をあたってデータベースを作ります私が。式も最小限の数字をこねくり回して組むように変更かけます私が。一応中間管理職様なので私が直接暴言吐くことはできません。「あっそう、そういうつもりね…」とピクピクしながら何も言わずにデータベースを作り、「作っておきましたのでご確認ください、ここの数字はここのものと同じですよね?」という嫌味ったらしいことをします。
ということをしていると、素朴な滋賀様に「才谷さんはすごいなァ」と感心され、「テキトーにイメージ伝えたらいいようにしてくれる」と解釈されるようになったのです。
一方才谷は、指令を出した上司に釘を刺されます。「あくまで中間管理職の積算理解とエクセル技術向上を目的としとるんだから、お前が作り過ぎるな。特に、お前が資料を理解する必要はない。エクセルの関数やマクロにだけ絡め。」と仰り、資料のわからないところを問うても答えてはくださいません。そういえば文書作成ミッションも、才谷が何も知らない素人の状態で、読んだだけで理解出来るような文章が目標とされているからって、予備知識は何も与えられないのね。事情を理解して気を利かせて読む必要はないとかゆってわざと無知のまま放置される。
この仕事、締め切りがあり、今夜。あとそもそも才谷はこの時期、1年で最も忙しくて他の仕事が山積みなのね。だからさっさと終わらせたいわけで、才谷が全部作ってしまうのが一番効率がいいのね。なのに上司の中間管理職教育に付き合わされている不幸。上司よ、下っ端が上役にボロカス言わなきゃいけないストレスと、素材を理解せずに骨組みを作らなきゃいけないストレスを、もっとわかってくれ…!
「やらなきゃいけなくて出来そうもないのなら準備をしてこい!オレは今回の指令にビビりまくってVBAの基礎本買ってきたぞ!」
「いいか、三重のイフ関数くらいは作れるようになってから関数出来ると自称してくれ、せめて!!」
「数字や式で完成と思うな!数字の桁区切りや小数点以下の処理や、フォントの統一、入力箇所の条件付書式、印刷範囲まで設定して完成と言ってくれ!」
これらの台詞を飲み込んで、作業の最終段階に入ります。頑張れアタシ!
